Tetsuo Hasuo 蓮尾 徹夫
「神代の昔より、日本の民族酒として、日本人に癒しと楽しみを供給してきた文化と伝統の酒である日本酒は、いま日本という原産国のみに留まることなく、世界のアルコール飲料としての地位を確立しようとしています。こうした時期に当たって今般、インターナショナル・サケ・チャレンジが東京で開催されることは、日本酒の国際化にとっての一里塚であり、大変意義深いものと考えます。また、本チャレンジに出品される多くの日本酒の鑑定に当たっては、我々日本人審査員が長年培ってきた評価の方法と、海外市場・消費者の評価を体現する、国際審査員の評価をすり合わせることにより、今後確立すべき真の世界的な日本酒の評価の形を提示する機会になるものと期待をし、今回、公平・公正な立場から審査委員長の責めを全ういたしたいと考えております」
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